マッキントッシュパソコンとは
マッキントッシュパソコンの沿革とは、今からさかのぼること30年前の1979年、開発チームであったジェフ・ラスキン (Jef Raskin)氏が、当時の会長であったマイク・マークラ氏に、ラスキン氏が好きなリンゴのある品種の名前をとって、綴りを変えたものを名称とした製品のアイデアを申し出たことに始まります。
それが、マッキントッシュパソコン「Macintosh」です。
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マッキントッシュパソコンのトレードマーク
マッキントッシュパソコンのトレードマークとなった、そのリンゴの品種の正しい綴りは「McIntosh」ですが、同じ名前のオーディオ製品があり、それと区別するため、「Mc」の真中に、「a」を入れています。
ジェフ・ラスキン氏が考案し、開発に着手となった「Macintosh」のプロジェクトの設計案は、現在、よく知られているマッキントッシュパソコンの「Macintosh」とは、コンセプト的には基本的に異なるところがあります。
1980年を過ぎて、創業者であるスティーブ・ジョブズ氏らが「PARC」を訪問した際、アラン・ケイ氏らが構築した、暫定のDynabook環境からインスピレーションを得たのち、ジョブズ氏が指揮を執ることになった「Lisa」プロジェクトに対して、多大な影響を与えました。
マッキントッシュパソコン「Macintosh」
その後、Lisaプロジェクトから外されてしまったジョブズ氏が、マッキントッシュパソコンの「Macintosh」プロジェクトをのっとった事実によって、「Smalltalk」の流れを汲むことになりました。
それは、Lisaへと続行されていくソフトウェアのデザインという方向に大きく変化をもたらすことになったのです。
それをもとに、1984年1月24日に、マッキントッシュパソコンとして、記念すべき「初代Macintosh」が発売されることになったのでした。
当初、発売時の値段は「2,495ドル」でした。
マッキントッシュパソコンのマニュアル
ジェフ・ラスキン氏は、アップル社において「Apple I」、「Apple II」のマニュアルの作成を行っていました。
マッキントッシュパソコンのマニュアル本にも関係してくることですが、そのときに、技術的な用語や命令的な口調が気になるとして、排除の方向へもっていきました。
また、一般人が読んでもわかりやすいよう、カラー写真や画像の使用を増やし、さらには、マニュアル本の綴じ方にも工夫を凝らしました。
従来の「背綴じ」ではなく、リング使用の綴じ方を採用したことによって、一般ユーザーが、パソコン操作をしながらでも、マニュアル本を見やすくしました。
こういう類の配慮については、今では当たり前のように工夫などが各社でなされていますが、当時のコンピューター業界においては、「新しい試み」だったそうです。
これは、NASA宇宙開発のプロジェクトからヒントを得たということです。